肥田先生はこの世で始末の悪い人間は「地位もいらない、名誉もいらない、お金もいらない、命もいらない人間であると」。人間は自分を強くするために外から色々なスキルを学び対処する。何故、逆に自分を捨てると強くなれるのか?人間と思う心が生老病死という四苦を持ってしまう。この四苦は本来は存在しない。見えるものに囚われて勝手に人間が作った枠である。この自我という枠が本当の自分を苦しめている。本当の力を使えなくしている。本当の自分は全知全能の自分であり、すべて1つなる力であり、その力はすべての人間の裡に秘めているということである。見える物はすべて現象であり、実在していない。現象を見破り、自分を捨てる時、本当の実在の自分が現れる。宇宙の全知全能の力が働く。力は内から出てくる。すべてを持っている。人間は自分があると思ってしまう為に間違いを起こす。囚われとは人が枠の中にいる状態を現わす。仕事でプライドを持つ。日本語ではブライドのことを自負心と云う。自分に負けると書く。自分があると思う心が欲に囚われてしまう。自分は存在しない。現象である。現象は心の現れである。日本語は真理を現わす言葉であり、見えない真理を現わす言葉である。本当の自分に気づく。本心は人間の中心に宿っている。
今まで幸せを外に求めてきたが、本当の幸せは裡にある。無尽蔵の幸せが裡に秘めているということに少しづつ気づき始めてきている。青い鳥です。得ようとするものは奪われる。すでに持っている幸せに気づく。それが中心力である。バランスである。愛である。空であると。
肥田式強健術・聖中心道の鍛錬記ブログです。肥田先生は第二次世界大戦後、第三次世界大戦に向けて宇宙倫理の書を書かれている。何故書かれたのか。その意味は?宇宙は1つなる生命体である。1つの生命体の中に争いをは存在はしないことを云われたのだろうか?焼失してなくなりましたが。それを紐解いて行くブログです。