肉体が自分なのか?息が自分なのか?
宇宙は無限大である。無限の中に有限は存在しない。見えるものは現象であって形は変化してしまうものである。
創世記に「人間は宇宙の塵にて人間の形を造り、息を吹き込まれた」と書かれている。すべての万象万物は1つなる息の現われ、現象であるということになる。人間は宇宙の相似形であり、小宇宙であると云われている。人間は細胞体であるように宇宙も1つの細胞体である。その宇宙細胞体の中の一部が地球であり、人間である。地球も宇宙細胞体の中の1つの宇宙の臓器のようなものである。細胞体に隙間は存在しない。宇宙は1つの隙間のない細胞体である。1つの細胞体の中に時空間は存在しないということになる。
地球は空に浮いているように見えるが、ぎっしり詰まった細胞体である。見えない細胞の中に浮いているように見えているだけである。
人間は息が止まると死を意味する。肉体が生きているのなら、息が止まっても生きているはずである。息が止まると肉体があっても動かなくなる。息が肉体細胞を動かしているということになる。
宇宙は中性であり。完全バランスである。これが宇宙の陰陽の法則であり、こ゚の法則が愛であり、息であり、神である。仏である。生命である。宇宙の中に現象化されているものはすべて1つの中の出来事である。すべては1つの息でつながっている。