2021年11月2日火曜日

息づかい

 息は自らの心と書きます、息とは心のことである、心は内にあり、中なる心、中心です。
中心はバランスであり、調和であり、中心生命力である。
身体のバランスを取ることで空よりエネルギーを入れる。肥田先生は酸素は無料のエネルギーであると云われております。

中心の鉄扉を開かずして生涯を終わるものは

米を抱いて餓死するが如し

人間は肉体を自分と思っている生きているが、肉体の中心を取らずして生きることは生きてはいないということになる。肥田先生はキリスト教であり、キリストも同じことを云われている。「この世は死人だらけであると」

人間は中心生命によって生かされている存在であり、肉体と心が1つになって初めて動くものである。肉体は中心生命によって動く器であり、人間は神の子であり、神の器であると云われている。

肉体の中心を取るということは心と肉体を一体として使うということである。一体となることで無料の生命エネルギーを使うことができる。肉体はこの生命エネルギーによって動かされる道具、器である。
肥田式強健術は只の肉体鍛錬ではなく、心と肉体を一体化させることで宇宙の生命エネルギーを人間の器を使って引き出す鍛錬である。宇宙は無限の生命エネルギー体であり、その中にいるものは無料でそのエネルギーを使うことができるのである。