この世で一番扱いづらい人間は「お金もいらない。地位もいらない。名誉もいらない。命もいらない」人間であると…。
言葉を変えていうと中心力の備わると不動心を持つ人間になり、何も必要なくなるということを肥田先生は国士として実践なされた。
この不動心は誰でも中心をとることで身につけることができる。
人生のどんな困難にぶち当たっても乗り切ることができる力がこの中心力である。肥田先生はこの世を塵(チリ)の世と云われ、物質界は仮の宿、浮世と云われる。人間は肉体ではなく中心力が自分の原点であることを理解する為にこの世はある。
第三次世界大戦を阻止するために書かれたと云われる「宇宙倫理の書」の骨子は「すべて一つから発生している。一つの中には争いは無い。」
中心軸が狂うと不安、恐怖を覚え、正常な判断が出せなくなり、サタンにコントロールされてしまうのである。サタンは外ではなく内にいるのです。