2024年7月10日水曜日

この世は現象界、仮の宿、俗世、浮き世


 この世は現象界、仮の宿、俗世、浮き世

今、我々が住んで居る世界を現象界とも、俗世とも浮世とも呼ばれている。実在しないバーチャルの世界、仮相界である。あるように見えて実在しない世界。この幻影の中に人間は生きている。仮相人間として。
何故、現象界に生きるようになってしまったのか?
宇宙は1つなる永遠なる生命体である。神1元の世界である。神が自らを顕すために顕現媒体を神によって造られたものを勝手に自分と錯覚をしてしまい。変化して止まない世界の迷妄の世界に足を踏み入れ、自ら自縛している状態である。
この錯覚を正し道を開いたものが、モーゼであり、キリストであり、ブッタである。この道をまた宗教によって閉ざされてしまった。
この現象界は実在しない。神が自ら顕す現象世界なのである。現象は生きる世界ではないし、現象界は永遠に生きることはできない。宇宙は永遠の世界である。永遠の中に有限は存在しない、永遠なる神の世界の中で、神を顕すために万象万物が現象として顕れている。
全知全能の神の中に居ての使命は人間という仮相を使って神の無限大の生命エネルギーを顕現する為に神によって顕現媒体として造られている。神の表現道具を勝手に自分と錯覚し、使用している。神が経済活動をすることはあり得ないのである。
人間は神の顕現道具を勝手に使って生きているだけに過ぎない。盗人である。人間は神の顕現道具の形の名前であって人間は存在しないのである。
現象界は神の顕現する媒体であり、三位一体の世界である。ピラミッドである。完全バランスなる愛の法則である。これを人間と錯覚することでバランスを失い、鈍重な物質界から昇天できなくなってしまう。自然の正常な循環を阻止しているのは自我という人間である。
宇宙は1つなる完全なる愛の循環、永遠なる生命循環が根源である。これが宇宙の法則である。神、仏、天照大神とは宇宙の愛の法則のことである。