何故、戦争が起きてしまうのか?
肥田先生は第二次世界大戦後、第三次世界大戦に向けて「宇宙倫理の書」を書かれた。最初、何故宇宙倫理の書なのか解らなかったが。
宇宙は1つなる生命体であり、すべてが1つであるということである。1つの中に争いは生じない。
宇宙はミクロがマクロに変化している。見える万象万物は1つなる見えないミクロの生命体が現象化している状態である。この見えるものだけをあると信じる心が分離感を生み、自己保存のために争いを引き起こしている。天地一体、ミクロがマクロを顕している。マクロだけを見るから分離感になってしまう。善悪の木の実を食べてしまう。
ミクロは無限大である。地上界にあるものは見えないミクロが顕している。ミクロは無限大である。地上界の見えるマクロの世界で奪い合いをしなくても無限大に存在しているのである。人類はまだこの事に気づかない。
人間が宇宙に存在していると錯覚しているが、人間も宇宙の生命体の現象の1つである。
実在はしていないのである。それを実在していると勘違いをして仮相に生きているだけである。
人間が文明を進化させていると思っているが、人間が本当の自分を認識できない為、文明が発達すればするほどアンバランスを起こし、天変地異を繰り返してしまう。
これは宇宙法則違反であるというメッセージである。人間も現象なので、変化するだけで死ぬことはないのであるが。
人類は原因から結果を出せは問題はないが、結果で結果を出そうとする為、地上界のバランスを崩してしまう。でもこれに気づくものは少ない。人間は自分でアンバランスにして招いた人災をこれを天災と呼ぶ。人類はまだまだ幼児期だと云われてもしかたがない。
永遠なる生命体の中であえて争いを起こし、地上界で醜い争いをしている。
天地一体。すべては1つなる天の現われが地上界である。
人間は万物の霊長と云われ、太陽系に迷惑をかけないよう地球の波動を上げなければならないのに。人間は現象にの仮相に生きようとするため、争いを起こしてしまう。宇宙は無限大の永遠なる生命体であり、人間も永遠なる宇宙生命体の中で生きているのである。仮相をあると見る心が争いを引き起こす。