宇宙は1つなる光の世界である。霊光のみが実在する。実在がなければ万象万物は現象化しない。
現象化しているということは現象の中に実在する光が存在しているということである。
すべては1つなる実在が多神を顕している。すべては1つの顕れである。
すべての原点は1つであり、見えるものはすべて1つの光の現象である。見えるものもそれを顕す見えないものもすべては1つの光の顕れなのである。
すべては1つの光、生命が現象化させている。宇宙は1つなる光が実在している。他に実在しているものはない。
すべては1つなる光りが実在しているだけで現象は様々あるが、すべての現象は1つなる光によって顕されている。すべての現象は光りなのである。見えるものはすべて光の陰なのである。
光と影は1つである。光が我であり、現象は我を顕す顕現道具である自覚を持つ。
人間は仮相であり、仮相を信じると実在しない諸行無常の生老病死に囚われ自縛してしまう。人間は宇宙の塵にて人間の形を造り、息を吹き込まれた、光り、生命を吹き込まれたと。
宇宙に実在しているのは生命、光であって人間は実在していないのである。消えるものはすべて変化して止まない仮相現象なのである。
我は仮相現象の人間ではなく、現象を顕している生命が我である。