宇宙は1つなる永遠なる生命体であり、1つと云うことは完全であるということである。
原因、結果の法則、これは1つの法則である。
原因は神であるなら、結果も神である。
これを神と現象である人間を分けてしまった為に永遠なる生命を分離させ、有限なる現象に分けてしまった。これがエデンの園から追放されたということになる。
1つの生命は永遠である。こ゚の生命を見えるものだけを見て見えない生命を切り、有限なる現象に生きることになってしまった。
現象と生命は2つで1つなのである。生命と現象は切り離せないのである。
木から花を切り取り、花瓶に挿すようなものである。有限になってしまう。
人間も同じである。生命から現象を切り離したら永遠なる生命から切り離すことになる。
現象に生きるとは生命から離れて生きるということになる。
完全なる中に居て有限なる地獄界に生きる。これは自ら現象を認めることで自分で地獄界の迷妄に入ってしまうのである。人間は存在しない、存在すると思うから生老病死の四苦に囚われてしまう。イエスが云われる肉に生きるは死であると。生命のパンを食せよと。