宇宙は1つなる生命体である。天地一体の世界。天のみの世界。これが宇宙の本源本質である。
地上界は天によって具現化されている。見えるものはすべて現象であり、この現象の中で人間が生きることではない。
現象は仮相であり、実在はしていない。宇宙は実在であり、永遠である。
人間はこの仮相界に永遠に留まらなければならないのか?
そうではない。人間は神に似せて造られており、人間には自由意志が与えられている。
人間と云う現象の中には神の種が蒔かれている。こ゚の種に気づき、天地に分けられた地上の現象界から天地一体の本来の世界に戻り、地上界に光を受け流す。その為に蒔かれた神の種である。宇宙は1つなる永遠なる生命体である。天地一体の世界である。
人間は今、この現象界に身を置いているが、此処は本来の居場所ではない。本当の居場所は天の実在界である。
この現象界は仮相界、仮の宿、俗世、浮世と呼ばれる世界である。
現象をあると思う心が現象界に身を止めている。本来は1つなるものであり、霊肉一体であり、霊と肉体を別々のものと思い、分離感を持ってしまった。
すべては1つなのである。本来の我は天なのである。
天地一体、霊肉一体、心身一体、自他一体、すべては1つなる生命の現象なのである。
肥田式強健術・聖中心道の鍛錬記ブログです。肥田先生は第二次世界大戦後、第三次世界大戦に向けて宇宙倫理の書を書かれている。何故書かれたのか。その意味は?宇宙は1つなる生命体である。1つの生命体の中に争いをは存在はしないことを云われたのだろうか?焼失してなくなりましたが。それを紐解いて行くブログです。