2024年3月17日日曜日

宗教では人を救えないのか 何ぜ


宗教では人を救えないのか 何ぜ

宗教とは宇宙の教えと書く。法則である。法則によて人間は現象化している。宇宙は1つなる生命体である。1つの生命体の中に有限なる現象である人間は仮相であり、実在していないのである。
でなければ宇宙は無限生命にはならないのである。
1つなる生命とは完全なる生命体であり、完全なるが故に現象として顕れているのである。この世を俗世、仮の宿、浮世と云われるのはこのためである。
現象は1つなる生命を顕現する為の現象であり、生きる為に人間が創られているのではないのである。この真逆の考えが人間を迷妄の迷路に陥ってしまうキッカケになっている。
実在しない仮相の現象に身を置く為、様々なものに悩まされ、エネルギーが奪われて行く。
変化して止まない現象の人間から不安、悩みを取り除こうとしても消え行く不安を消すことはできない。それを取り除こうしているのが宗教だろう。
生命法則によって現象化している現象人間、万象万物すべて1つの生命の顕われである。
宇宙は神1元、生命界、生命界が現象を顕している。消え行く現象から悩みを取り、豊かな云生き方をしようとしても無理なのです。宗教は現象を生きようとするが、法則は完全であり、完全を不完全にしているのは現象をあると信じる心、実在しない自我の心である。人間意識である。これが邪魔をしている。
真理は1つである。すべて完全なものを不完全にしているのは現象をあると信じる人間の自我である。宗教があるとすればこの現象の克服でないのか?これは宗教でなくてもできる。