宇宙生命は1つであり、1つなる生命が多神を顕しているのである。1つなる生命が多神を顕しているが、1つなる生命と多神は1つである。
神の被造物は被造物と神は1つであり、分離はしていない。分離していると思う為に、2元論になってしまう。原因、結果は1つである。
宇宙は神1元である。神以外存在しないのである。人間には自由意志を与えられている為、見えるものだけを見て、それを実在と見てしまう。これが人類の大きな間違いなのである。
現象の中には必ず、実在の生命が宿っている。内なる生命が外なる現象を顕している。
お釈迦様が云われる自灯明、法灯明である。
人間と云う現象は何故現象化しているのか?
永遠なる生命が肉体の顕現媒体を通して生命エネルギーを顕現する為に媒体として存在しているのである。
仮相人間が生きる為ではない。消え行く仮相に生きても意味はないのである。
仮相界は生老病死の変化して止まない世界である。永遠なる我が変化して止まない消え行く世界に生きることは絶体にないのである。現象界は仕事場なのである。
現象界でも仕事はその場を良くする為に働いているではないですか。
人間も生命エネルギーを顕現し、地上界の波動を上げる為に存在しているのである。
地上界で人間が生きる為ではないのである。
人間という仮相に宿る神の種に気づき、生命を顕現させる。顕現させることで地上界の波動を上げる。これが現象界で成さねばならない使命なのである。