宇宙は1つなる無限生命、普遍生命、永遠なる宇宙生命体である。永遠なる中に有限なる現象は存在しない。宇宙は1つなる生命が生命の化身として万象万物を顕している。人間も「宇宙の塵にて人間の形を造り、息を吹き込まれ、生きるものになった。人間も現象であり、質料形態は変化して普遍原質に戻る。
人間には自由意志が与えられており、想念によって自由に顕すことができる。良いことも悪いことも。今、人間はこの自由意志を使い、自由に自分のドラマを造り、自分で演じている。
人類はこの想念を現象で使い、仮相界の仮の宿に身を置いている。諸行無常の変化して止まない世界の生老病死の四苦に持て遊ばれている。永遠なる世界に居ながら有限なる現象をあると信じ、輪廻を繰り返し生きている。
宇宙は無限生命、普遍生命であり、久遠の天国であり、神一元の世界である。本来の使命は神が現象を通して生命を顕現する為に神によって人間という神の宮が造られている。神の顕現道具を自分と錯覚し、人類は神に逆らい生きるため、久遠の天国に居ながら、有限な生き方しかできない。人類はこの真理を知る為にこの地上界で学んでいる。消えてしまう現象の中で豊かな生活をする為ではないことを学んでいる。
地上界の現象人類がこの仮の宿で生きることは完全バランスの地上界をアンバランスにさせてしまう。神に逆らった生き方をするためである。
人類は何かあると災害と呼ぶが、人災だとは気づかない。幾度と繰り返されてきた天変地異。我々、人類の心が地上界を汚し、今や、地軸が傾き、南極の氷が溶け出している。
我々人類は人間が生きる為に必要な生命の四天王、地、水、火、風を自ら汚してしまった。これは1人、1人の心のバランスを改めることで変えることができる。