肥田式強健術・聖中心道の鍛錬記ブログです。肥田先生は第二次世界大戦後、第三次世界大戦に向けて宇宙倫理の書を書かれている。何故書かれたのか。その意味は?宇宙は1つなる生命体である。1つの生命体の中に争いをは存在はしないことを云われたのだろうか?焼失してなくなりましたが。それを紐解いて行くブログです。
2021年12月3日金曜日
人間バッテリー
2021年12月1日水曜日
強い人間とは
肥田先生はこの世で始末の悪い人間は「地位もいらない、名誉もいらない、お金もいらない、命もいらない人間であると」。人間は自分を強くするために外から色々なスキルを学び対処する。何故、逆に自分を捨てると強くなれるのか?人間と思う心が生老病死という四苦を持ってしまう。この四苦は本来は存在しない。見えるものに囚われて勝手に人間が作った枠である。この自我という枠が本当の自分を苦しめている。本当の力を使えなくしている。本当の自分は全知全能の自分であり、すべて1つなる力であり、その力はすべての人間の裡に秘めているということである。見える物はすべて現象であり、実在していない。現象を見破り、自分を捨てる時、本当の実在の自分が現れる。宇宙の全知全能の力が働く。力は内から出てくる。すべてを持っている。人間は自分があると思ってしまう為に間違いを起こす。囚われとは人が枠の中にいる状態を現わす。仕事でプライドを持つ。日本語ではブライドのことを自負心と云う。自分に負けると書く。自分があると思う心が欲に囚われてしまう。自分は存在しない。現象である。現象は心の現れである。日本語は真理を現わす言葉であり、見えない真理を現わす言葉である。本当の自分に気づく。本心は人間の中心に宿っている。
今まで幸せを外に求めてきたが、本当の幸せは裡にある。無尽蔵の幸せが裡に秘めているということに少しづつ気づき始めてきている。青い鳥です。得ようとするものは奪われる。すでに持っている幸せに気づく。それが中心力である。バランスである。愛である。空であると。
2021年11月19日金曜日
自我という砦を取り崩す
囚われという字は人が「枠の中」という字になる。人間は本来は観自在、無碍自在なのだけれども外の現われて常に変化して止まない現象を見てそれをあると思い違いをしている。それに生きようとして迷い、不安、恐怖を抱き、生老病死の四苦に悩まされ、自縛して生きる。これは本来の自分に気づく為の試練であるが、大海の消えゆく泡に持て遊ばれていることに気づかない。気づくまで持て遊ばれる。これは自分で作った枠であり、人が作ったものではない。その中でそれが当たり前のように疑いもなく生きている。こ゚の枠というのは自分で作りだした固定観念である。このような枠は一切ないのに。こうしなければならないと枠の中で勝手に思っている。常に変化して止まない中に常識はない。常識とは変化しないものの中にある。見えるものは常に変化して止まない、諸行無常の世界。こ゚の世界は自分が勝手にあると思っている世界である。この自我という意識は自分で気づかない限り外すことができない。自分が自分で作った制約の枠。外は制約、内は自由。自分の中に無限大の無料の生きるエネルギーがあるのにそれを使わずして外から自分のエネルギーを得ようとする。全てがあるのに外を見るが故、ないと思っているだけに過ぎない。無限大の無料のエネルギーを引き出す能力が人間1人、1人の中に宿っている。外から得るものは知識であって知恵ではない。
中心力
第3次世界大戦の為に書かれたと云われている宇宙倫理の書。書かれている内容は中心のことである。何故中心なのか?偏りのない心、すべてが1つであること。永遠であること。絶対調和バランス。中性。争いのない世界。宇宙はこの中性バランス。プロフェクトバランスで成り立っている。武道の中でも使われている言葉に「握れば点、開けば無窮」この言葉も宇宙を現わしている。其処には無限の生命が宿っており、フリーエネルギーである。宇宙の中に存在しているものはすべて永遠なる生命が様々な形態に宿り、生命活動をしている。万象万物はこの永遠なる生命体の中に生きている生命体である。何故、人間は万物の霊長と云われながら、同じ人間同士で争い、人間が生きて行く上で大切な自然界のバランスを壊し、自らの首を絞めている。宇宙は中性バランスで成り立っているため、バランスが崩れると元に戻される。「投げかけたものが戻る」この戻りを人間は天災と呼び、人間がバランスを壊していることに気づかない。現象界はすべてメッセージである。病気もアンバランスのメッセージである。見えるものは見えないものの現われ。原因結果の法則が働いている。これによって気づき修正する為に結果がある。今、起きている戦争、争いごとはすべて結果次元の低波動の現われであり、これを修正するには1人、1人が自分の波動を上げることで可能になる。お金はかからない。意識レベルが低い為に起きる現象である。現象を直すには現象を直しても直らない。原因である1人、1人の意識レベルを上げる以外にはない。肥田先生はこのことを伝えたかったのではないかと思っております。中心力は宇宙生命力である。
2021年11月18日木曜日
肥田式は生命を活かす型なり。
肥田先生は細胞の新陳代謝に目をつけ、カヤ棒と云われた身体を超人にまで昇華させられた。
肥田先生から何を学ぶべきなのか?肥田先生は真善美のことを云われている。真善美とは生命のことである。中心力が生命であり、その現れたものが真善美である。身体の中心を取ることで生命力が引き出せることを肥田先生は気づいておられた。その生命力は外から得るものではなく、裡から引き出すものであることに。すべての型が中心力を引き出す為の動きの型になっている。
「中心の鉄扉を開かずして生涯を終わるものは米を抱いて餓死するが如し」と云われている。人間がこの中心力を使わずして生きることは生きている価値がないということをおっしゃっている。それだけ肥田先生は真剣に自分に向き合って生きていたということです。肥田式強健術は生命を生かす型、生命が肉体を動かしていることに気づく型を西洋の運動と東洋の丹田とを組み合わせ造られ肉体を改造された。肥田式強健術の型は生命を生かす為の型であるということである。
健康ということは肉体中心であるが、生命が中心であれば肉体には囚われない、物への囚われが無くなり本当の自分、無我で生きることができる。観自在、無碍自在の本来の我を自由自在に生きる。本来何事にも囚われないで空に生きる事を悟る。三蔵法師の孫悟空である。
肥田先生のメッセージは一人一人は素晴らしい生命力を持っており、外に求めず、原点に返り、内なる生命力を使い、自ら持っている生命力を使って生きなさいということであることだと思っております。
生命力を引き出す強健術は形を真似ても身には付かない。必死の気を使って初めて使えるものであり、肥田式の型は至ってシンプルです。真理は単純です。知識で解っていても使わなければ宝の持ち腐れです。あなたはこの世にお金儲けに生まれて来られたのですか?それとも自分を探しに生まれて来られのですか?