2022年3月23日水曜日

真誠とは

真誠は無限エネルギーを引き出す無我の境地

肥田先生はキリスト教徒とであるが教会に通ってはいない。聖書の中に「すべてのすべてありてあるもの 神である」と書かれている。
1つなる神が多神を創る。日本でも八百万の神と云われ、すべてに神が宿っていると云われる。
1つなる神というのは無限生命エネルギーであり、宇宙は無限大の生命エネルギー体である。この無限なる生命エネルギーが様々な形態を通して現わしている。人間もこの生命エネルギーによって生かされている。生命エネルギーはバランスで生命エネルギーが生まれる。このエネルギーを引き出すには中心バランスによって宇宙の無限なるエネルギーを引き出すことができる。
「真誠」ということは神と一体となる時、引き出せるもので、只、中心を取れば使えるものではないこと語っている。無我になって自分を無くした時、無限エネルギーそのものになり、引き込んでいる。自我では引き出せないことを云われている。人間、誰もが生まれた時には無邪気であり、邪気がないのであるが、生きて行く内に心が曇ってくる。肥田式は心身強健術であり、心と肉体のバランスを取り、霊肉一体になることで宇宙エネルギーを引き込む鍛錬であるということである。肥田先生が肥田式の型は中心力と云われている。肥田先生が3大学4学部を同時に卒業されたが、自分の為には大学には行っていない。すべて村の為である。
「得ようとするものは奪われる」幾ら形をなぞっても肉体鍛錬だけでは片手落ちである。
心と肉体を同時に鍛錬できる体系に肥田式はなっている。宇宙は陰陽の吸引バランスで永遠なる生命体であり、その中に万象万物は息している。万物の霊長と云われる人間は永遠なる生命体ではないのか。形が消えるだけで本質はなくならない。勝手に有限と思っているだけではないのか。故にこの世を塵世、俗世、浮世、仮の宿と呼んでいる。