宇宙は1つなる生命が多神を顕している。実在しているのは生命であって見える現象ではない。
原因、結果の法則。見えるものはすべて原因なる結果である。結果は実在していない。
原因の世界は見えない生命界であり、こ゚の生命界が結果なる現象を顕している。
人間は万物の霊長であり、原因なる生命によって造られ、神に似せて造られている。
神の化身として現象化している。神は人なり、人は神なりである。
生命を顕すために人間という姿、形の現象を顕している。この姿、形に囚われて本来の生き方を見失っている人類。宇宙は永遠なる生命のみの世界であり、現象の世界は存在しない。
原因は見えない。結果は現象として見える。現象は原因の働く場であり、顕現する為の媒体として顕れているだけである。内なる原因なる生命エネルギーを顕現する為の現象であり、この見える現象に生きてしまっている。本来の我は内なる原因であり、原因は1つなる生命、神である。
結果があるのではなく、原因があるのである。宇宙に実在しているのは原因のみである。
人類の1人、1人の中に神の種が蒔かれている。こ゚の種に気づき、本来の我に戻り、使命を果して行く。これが本来の我である。現象は顕現道具であり、道具に生きると修行無常の生老病死の四苦に持て遊ばれ、輪廻で繰り返される。イエスが云われるように「この世で富めるものはラクダが針の穴を通るが如し」である。現象界に生きてはならないと云われている。生命のパンを食せよと。