宇宙に実在しているのは観自在、無碍自在なる無形無双の無限生命体である。
これが宇宙の根源である。こ゚の生命エネルギーが万象万物を顕している。見えるものはすべて神の化身である。宇宙には1つなる無限生命が見える万象万物を顕している。この顕れているものに惑わされているだけなのである。実在するのは見えない生命体、宇宙そのものが生命体であり、宇宙生命体が、現象化している。実在するのは無形無双の宇宙生命が多神を顕している。
多神を見て人類はあると思い込み、消え行く現象に惑わされ、仮相に生きている。
本来の我は無形無双の宇宙生命であり、永遠なる生命エネルギーそのものである。
宇宙はプロフェクトバランス、完全なる調和、完全なるバランスが宇宙生命体である。
すべては完全の中に存在している。この永遠なる完全バランスを崩し、仮相に囚われ、生きているのが人間である。
人間が宇宙の中に存在していると錯覚し、宇宙の化身として現象していることに気づかず、自分で生きようとする為に自らバランスを崩し、有限な生き方をしている。
人間は神の現象であって仮相なのである。この世を仮の宿、俗世、浮世と呼ぶ。
現象界は実在界ではない。実在界に戻る修行の場である。仮相から実相に戻る為の仮の宿である。
肥田式強健術・聖中心道の鍛錬記ブログです。肥田先生は第二次世界大戦後、第三次世界大戦に向けて宇宙倫理の書を書かれている。何故書かれたのか。その意味は?宇宙は1つなる生命体である。1つの生命体の中に争いをは存在はしないことを云われたのだろうか?焼失してなくなりましたが。それを紐解いて行くブログです。