宇宙は無限生命、普遍生命、1つなる生命のみが実在している。1つなるものの中に他なるものは存在しない。
現象として見えているものは1つなる生命の化身として顕れている。生命が質料媒体を通して現象化させている。生命は何かの媒体がなければ顕すことができない。見えない生命は見える媒体を通して顕れている。見えるものは現象であり、現象と生命の2つがあるということは宇宙は無限生命ではなくなる。
1つなる生命が八百万の形態に宿り、様々な形で生命を顕している。見えるものはすべて神の化身であり、宇宙そのものが神である。宇宙神を祀ることはできない。
神は生命であり、愛の法則である。永遠なる生命エネルギーである。
人類はこの法則に気づかないため、現象をあると錯覚し、宇宙の法則に違反し、神の法則を無視し、永遠なる宇宙の中で、有限なる生き方をしている、この有限なる生き方は神によって造られた地上界をアンバランスにし、自らの愛の住処を住めなくしている。
人類は文明を発達させればさせるほど、地上界のバランスを失う。これが天変地異である。これも人類の気づきであるが、太陽系にも迷惑をかけてしまう。
人類はこの仮相界から1つなる実相界に戻らなければならない。