2021年11月19日金曜日

自我という砦を取り崩す

 囚われという字は人が「枠の中」という字になる。人間は本来は観自在、無碍自在なのだけれども外の現われて常に変化して止まない現象を見てそれをあると思い違いをしている。それに生きようとして迷い、不安、恐怖を抱き、生老病死の四苦に悩まされ、自縛して生きる。これは本来の自分に気づく為の試練であるが、大海の消えゆく泡に持て遊ばれていることに気づかない。気づくまで持て遊ばれる。これは自分で作った枠であり、人が作ったものではない。その中でそれが当たり前のように疑いもなく生きている。こ゚の枠というのは自分で作りだした固定観念である。このような枠は一切ないのに。こうしなければならないと枠の中で勝手に思っている。常に変化して止まない中に常識はない。常識とは変化しないものの中にある。見えるものは常に変化して止まない、諸行無常の世界。こ゚の世界は自分が勝手にあると思っている世界である。この自我という意識は自分で気づかない限り外すことができない。自分が自分で作った制約の枠。外は制約、内は自由。自分の中に無限大の無料の生きるエネルギーがあるのにそれを使わずして外から自分のエネルギーを得ようとする。全てがあるのに外を見るが故、ないと思っているだけに過ぎない。無限大の無料のエネルギーを引き出す能力が人間1人、1人の中に宿っている。外から得るものは知識であって知恵ではない。

中心力

第3次世界大戦の為に書かれたと云われている宇宙倫理の書。書かれている内容は中心のことである。何故中心なのか?偏りのない心、すべてが1つであること。永遠であること。絶対調和バランス。中性。争いのない世界。宇宙はこの中性バランス。プロフェクトバランスで成り立っている。武道の中でも使われている言葉に「握れば点、開けば無窮」この言葉も宇宙を現わしている。其処には無限の生命が宿っており、フリーエネルギーである。宇宙の中に存在しているものはすべて永遠なる生命が様々な形態に宿り、生命活動をしている。万象万物はこの永遠なる生命体の中に生きている生命体である。何故、人間は万物の霊長と云われながら、同じ人間同士で争い、人間が生きて行く上で大切な自然界のバランスを壊し、自らの首を絞めている。宇宙は中性バランスで成り立っているため、バランスが崩れると元に戻される。「投げかけたものが戻る」この戻りを人間は天災と呼び、人間がバランスを壊していることに気づかない。現象界はすべてメッセージである。病気もアンバランスのメッセージである。見えるものは見えないものの現われ。原因結果の法則が働いている。これによって気づき修正する為に結果がある。今、起きている戦争、争いごとはすべて結果次元の低波動の現われであり、これを修正するには1人、1人が自分の波動を上げることで可能になる。お金はかからない。意識レベルが低い為に起きる現象である。現象を直すには現象を直しても直らない。原因である1人、1人の意識レベルを上げる以外にはない。肥田先生はこのことを伝えたかったのではないかと思っております。中心力は宇宙生命力である。


2021年11月18日木曜日

肥田式は生命を活かす型なり。

 肥田先生は細胞の新陳代謝に目をつけ、カヤ棒と云われた身体を超人にまで昇華させられた。
肥田先生から何を学ぶべきなのか?肥田先生は真善美のことを云われている。真善美とは生命のことである。中心力が生命であり、その現れたものが真善美である。身体の中心を取ることで生命力が引き出せることを肥田先生は気づいておられた。その生命力は外から得るものではなく、裡から引き出すものであることに。すべての型が中心力を引き出す為の動きの型になっている。
「中心の鉄扉を開かずして生涯を終わるものは米を抱いて餓死するが如し」と云われている。人間がこの中心力を使わずして生きることは生きている価値がないということをおっしゃっている。それだけ肥田先生は真剣に自分に向き合って生きていたということです。肥田式強健術は生命を生かす型、生命が肉体を動かしていることに気づく型を西洋の運動と東洋の丹田とを組み合わせ造られ肉体を改造された。肥田式強健術の型は生命を生かす為の型であるということである。

健康ということは肉体中心であるが、生命が中心であれば肉体には囚われない、物への囚われが無くなり本当の自分、無我で生きることができる。観自在、無碍自在の本来の我を自由自在に生きる。本来何事にも囚われないで空に生きる事を悟る。三蔵法師の孫悟空である。
肥田先生のメッセージは一人一人は素晴らしい生命力を持っており、外に求めず、原点に返り、内なる生命力を使い、自ら持っている生命力を使って生きなさいということであることだと思っております。
生命力を引き出す強健術は形を真似ても身には付かない。必死の気を使って初めて使えるものであり、肥田式の型は至ってシンプルです。真理は単純です。知識で解っていても使わなければ宝の持ち腐れです。あなたはこの世にお金儲けに生まれて来られたのですか?それとも自分を探しに生まれて来られのですか?


2021年11月16日火曜日

幸せに生まれているのに何故外に幸せを求めるのか?

現象界での幸せの求め方は小さい内から知識を 学び、良い教育を受け、良い大学に入り、良い会社に入り、沢山のお金を取り、豊かに生活をしようと思っている。
一生懸命働き、マイホームを買い、良い車を買い、体に良い健康なものを食べ、病気になったら有名なお医者さんにかかる。がんになっても大丈夫なように生命保険に入る。
果たしてこれが豊かな生き方なのだろうか?
宇宙は最初から完全バランスの永遠なる生命体である。その中に万象万物は存在している。初めから完全なのである。初めから幸せなのである。無いと思っているだけである。
何故それに気づかなくなってしまったのか?人間は万物の霊長と云われている。万物は霊である。気体である。気体の循環で、山の木々から水蒸気が上がり雲になって行く。それが雪になり、霰になるようなもので人間はこの水蒸気のようなものである。形は消えて元に戻る。
この人間という形に囚われて生き、生老病死に囚われ、諸行無常の世界の中で幸せを求めようとしているが、本当の幸せは求められない。本当の幸せはすでに持っている。幸せの青い鳥はいつでも内にいる。
お茶の中の利休の言葉に次のように書かれております。「家居の結構、食事の珍味を楽しみとするは俗世のことなり、家ハもらぬほど、食事は飢えぬほどにてたる事也」と。
この世を、俗世、仮の宿、浮世と云われている。本宿があるということです。

2021年11月14日日曜日

何故、斜腹筋が大切なのか?

肥田先生は斜腹筋により中心力を引き出し、床の根太をぶち抜いた。斜腹筋は息づかい、声を出す時にも大切な筋肉であります。声にバイブレーションをかける時、斜腹筋を使う。腹をつくるとはこの斜腹筋を自由に使えるようにする為でもある。腹は作るのではなくつくられてくるのです。
腹に力を入れてしまうと動くことができない。腹は腰でつくって行く。肥田式で云われている腰腹同量という意味は動きの中で中心から力が抜けないようにする。これが健康の秘訣であり、人生を活かす秘訣です。
腰腹同量、中心バランスを取ることでエネルギーが満ちてくる。エネルギーは外から入ってくるのではなく内から満ちてくる。鍛錬の中で椅子運動法を積極的に取り入れているのは肥田先生が軍隊で仕事をする時、休まずに仕事をしなければならない状態の中ででより良く、脳を活性化させ、仕事が効率よくする為に椅子運動法をつくられた。現代人もデスクワークが多い為、腹に力が入らないで仕事をしていると能力も出ないし、血流が鈍り疲れてしまう。多いに活用されると良いと思います。実験済みの運動法ですので確かなものです。椅子運動法は肥田式の本の中に掲載されておりますので興味がある方は覗いて見て下さい。
日常の中で腹に力が入っているといつも心がウキウキしてくる。歩く時も腰腹同量で歩く。この腰腹同量の動きが斜腹筋の動きなのです。人間の動きは4つの動きから成り立っている。この動きは全て下半身リードで動かす。腰腹同量で動かす。中心力10,部分力9の動きになる。真理は単純なものである。この動きしかないのである。色々な動きの基本ベースが斜腹筋なのです。
腰腹同量で歩く時、歩きながら健康になっているのです。特別な事をしなくても良いのです。身体の使い方を知っていれば、能力も引き出せるし、治し方も自然とわかってきます。
健康は外から持ってくるのではなく、内からエネルギーを引き出す。中心力は外にはない。内にある。

2021年11月13日土曜日

天寵無限とは

肥田先生は「天寵無限」と云う言葉を使われる。天の恵みは無限大であると。
酸素は無料のエネルギーであると云われる。人間はエネルギーによって肉体を維持している。肉体を動かしているのはエネルギーであり食べ物を食べるのもエネルギー補給である。
肥田先生はかや棒と云われ新陳代謝に目を向け、虚弱体質な肉体を健全な肉体に改造させて行かれた。その改造運動法が肥田式強健術である。肥田先生は特別な人ではなく同じ人間である。
自分の虚弱体質な肉体を命がけで必死の気により戻された。肥田先生は虚弱体質な人間であっても元に戻す事ができることを自らの実験で実証された。道を切り開いてくれたのである。
中心バランスを取ることでエネルギーが入り、心身をより強化させることが出来ることを。
当時は7年で細胞が入れ替わると医学書に書かれていたが、2年半で肉体を改造させてしまった。
人間は細胞の新陳代謝によって肉体を維持している。この新陳代謝が滞ると細胞分裂が遅れ、病氣を引き起こす。新陳代謝が遅れる理由は新陳代謝で使うエネルギーを不安、恐怖等に使ってしまう為に新陳代謝が遅れる。病氣は気の病である。気とは心である。気心である。肥田式の鍛錬が心身強健術と云われる訳はここにあります。肉体の中心をとる事で中の心、中心を正常に戻す。中心とはバランスの事でバランスは生命である。中の心のエネルギーによって肉体は動かされている。
肉体が自分なのか?心が自分なのか?
キリストは肉に生きるは死、生命に生きるは永遠と云われている。
今の医療が何故病気になるのかを追求しない限り、病気は増えても少なくなることはない。
中心バランスが生命であり、このバランスを整える事で病氣にかかりづらくなる。エネルギー不足、アンバランスが病氣を引き起こす。天寵無限とは中心バランスをとる事で無限大のエネルギーが肉体に注がれる。しかも無料のエネルギーである。天は内にあるのか?外にあるのか?
肥田式の鍛錬はこの中心力を肉体を通してエネルギーを注ぐ鍛錬である。

2021年11月9日火曜日

能力を引き出すには思考を停止することで可能になる。

今、教育界は能力を高めるために沢山の知識を詰め込んでいるが果たしてそれで能力が身につくのだろうか?。肥田先生は3大学4学部を同時に卒業されている。同時に卒業するには試験の日は重なってしまう。答案用紙に名前を書いて次の試験会場に行かなければ間に合わない。(詳しいことは著書をご覧下さい)能力は人間の思考を停止させることで、全知全能の力が入ってくる。 芸事の学び方にもこのことが記されている。

その道に入らんと思う心こそ
     わが身ながらも師匠なりけり

その道に入ろうと思う素直な心を自分の自灯明としなさいと書かれている。お釈迦さんも自分の本心、素直心を自灯明、法灯明にしなさいと云われている。
素直な心に一体となる時、宇宙の全知全能の力が使えるということが書かれている。
全知全能の力は完全法則なので地球の波動を上げることができる。地球を正常の状態に戻すことができる。
能力は身につけることではなく、入ってくるものであることを肥田先生は実証された。この世の見える世界は結果次元であり、結果対処ではお金を幾らつぎ込んでも問題を解決することはできない。湖に流れ込む自分達が汚した水をそのままにして湖の汚れを取る為に色々な技術を開発しても意味のないことに気づかない。原因を直さないで結果を直そうとしてお金をつぎ込む。今、人類はこれと向き合っている。
宇宙は完全法則であり、フリーエネルギーである。このバランスを崩しているのは人間だけである。人間は万物の霊長と云われているが、今は動植物以下の生き方をしている。この現象は人間が気づく為の現象である。一人、一人の意識で変えることができる。大人は子供のためにと思っていながら子供達の住む環境を壊している。


 

2021年11月8日月曜日

何故、一生懸命に働いても幸せになれないのか?

 この世は仮の宿、浮世とも云われている。仮の宿があるということは本宿があるということです。一生懸命に働いて貯めても死んでは持って行けない。すべて消えゆく存在であることを誰もが知っていながら諸行無常の中で幸せを求め歩く。お釈迦様は諸行無常の中で生きなければならないのかを追求し、生老病死の四苦の原因を見つけられ、人間は人間ではなく宇宙の原子と電子であり、宇宙即我であり、永遠なる生命であることを悟られた。
自然界は作用、反作用のエネルギーのバランスで動いている。今、この世の結果次元で幸せになろうとしてもなれないことを知り、本来の自分に気づく為にこの世はある。病気もすべてメッセージである。

人類が高度の文明を築いても最後は天変地異で元に戻される。これに気づかず幾度となく繰り返されてきた天変地異。宇宙は永遠なる生命体。フリーエネルギーなのである。バランスの生命体である。永遠である。地球の営みも、バランス、フリーエネルギーなのであるが、目に見えるものだけを人類は追い求めるため人間が地球のバランスを崩してしまう。こ゚のバランスを崩しているのは誰なのか?大企業でもない。それは1人、1人の心である。
幸せの青い鳥は自分の中にあるのである。天変地異は1人、1人の意識波動を上げることで防ぐことができる。





2021年11月6日土曜日

身体の使い方、利動力

 肥田式で使っている身体の使い方は中心力(10)部分力(9)の使い方で行ないますが、下半身10、上半身9の使い方です。上虚下実の使い方になります。筋肉は下半身7割、上半身3割の割合であり、上半身は下半身からの力を受けて流すように使いますので、上半身に筋肉をつけてしまうと自由性が無くなってしまいます。身体はでんでん太鼓のように反動の力で動かして行きます。中心力10、部分9で使う時、どんな使い方をしても肉体を痛めることはないと肥田先生は云われております。
小手先という言葉がありますが、この言葉は上半身リードを意味します。下半身から起こした力を上半身の反作用の力に変え、それに加速をかけて行きます。其処にエネルギー、見えない力、利動力として働く。
プロの方々はこの力を上手く利用している。料理人であれば、包丁の重さで切ることでエネルギーが入り、素材を美味しく作ることができる。自然界は作用、反作用の力が常に働いている。台風もバランス調整で起きる。それを知らない人間はそれを災害と呼ぶ。
肥田式の身体の動きはこの作用、反作用の力を使い鍛錬をすることで空気中から無料の酸素を入れる。身体を動かしているのは空エネルギーなのである。バランスで入るエネルギーである。
肥田式で云われている腰椎4番、5番の反折と云われているのはこの利動力を造るの為に大切な場所になる。無理に反折を行うと腰を痛めてしまう。4番、5番は結果的なのである。
肉体を鍛えるということは部分的に筋肉を鍛えるのではなく、作用、反作用の見えない力を使えるようにするためである。肥田式で作る筋肉は量ではなく、質の筋肉である。「伸ばせばバターの如く、縮めば鋼鉄の如く使う筋肉である」利動力を使う為の筋肉になる。
この作用、反作用の力が中心力であり、不動心であり、どんな困難にも立ち向かって行く力になるのです。中心は一つだからブレない故に不動心になる。






2021年11月5日金曜日

何故、不安、恐怖が起きてしまうのか?

独楽も中心軸が狂うとブレてしまうように人間も中心軸が狂うと不安、恐怖が出てくる。それによってエネルギーが放出され、病気になる。病気は自分の心が造り出す病である。人間の生きる生命力はこの中心の力であり、宇宙の陰陽の愛の力である。人間の力は バランスを取とることで中心から無尽蔵に流れ出ている宇宙のエネルギーによって生かされている。 肥田式で中心バランスを取ることで不安等が起きなくなることを鍛練で感じている。 肥田式の鍛練後は腹に力が入っていて頭がスッキリしている。何かに挑戦して見ようとする気がしてくる。 肥田先生も色々な角度で中心力の魅力を本に掲載させておられます。肉体を鍛えて肉体で何かをすることではなく、心のバランスを取ることで肉体にエネルギーが充ちてくる。肥田式の鍛練は肉体の中心を取ることで機械的にエネルギーを入れる鍛錬だということが理解できる。 
この世で一番扱いづらい人間は「お金もいらない。地位もいらない。名誉もいらない。命もいらない」人間であると…。 言葉を変えていうと中心力の備わると不動心を持つ人間になり、何も必要なくなるということを肥田先生は国士として実践なされた。 この不動心は誰でも中心をとることで身につけることができる。
人生のどんな困難にぶち当たっても乗り切ることができる力がこの中心力である。肥田先生はこの世を塵(チリ)の世と云われ、物質界は仮の宿、浮世と云われる。人間は肉体ではなく中心力が自分の原点であることを理解する為にこの世はある。
 第三次世界大戦を阻止するために書かれたと云われる「宇宙倫理の書」の骨子は「すべて一つから発生している。一つの中には争いは無い。」
中心軸が狂うと不安、恐怖を覚え、正常な判断が出せなくなり、サタンにコントロールされてしまうのである。サタンは外ではなく内にいるのです。

2021年11月2日火曜日

息づかい

 息は自らの心と書きます、息とは心のことである、心は内にあり、中なる心、中心です。
中心はバランスであり、調和であり、中心生命力である。
身体のバランスを取ることで空よりエネルギーを入れる。肥田先生は酸素は無料のエネルギーであると云われております。

中心の鉄扉を開かずして生涯を終わるものは

米を抱いて餓死するが如し

人間は肉体を自分と思っている生きているが、肉体の中心を取らずして生きることは生きてはいないということになる。肥田先生はキリスト教であり、キリストも同じことを云われている。「この世は死人だらけであると」

人間は中心生命によって生かされている存在であり、肉体と心が1つになって初めて動くものである。肉体は中心生命によって動く器であり、人間は神の子であり、神の器であると云われている。

肉体の中心を取るということは心と肉体を一体として使うということである。一体となることで無料の生命エネルギーを使うことができる。肉体はこの生命エネルギーによって動かされる道具、器である。
肥田式強健術は只の肉体鍛錬ではなく、心と肉体を一体化させることで宇宙の生命エネルギーを人間の器を使って引き出す鍛錬である。宇宙は無限の生命エネルギー体であり、その中にいるものは無料でそのエネルギーを使うことができるのである。


不老不死の仙薬

 秦の始皇帝は徐福に命じて東方の国、日本に不老不死の仙薬を探しに来られたと逸話があります。肥田先生は著書の中で「秦の始皇帝は不老不死の仙薬が自分の中にあることに気づかなかった」と云われている。

肥田先生は宇宙が中性バランスで成り立っていることに気づかれておられた。こ゚の中性バランスが生命であり、中心バランスが生命エネルギーであることを。肥田先生は光りという言葉を使われる。光はエネルギーであり、気であり、気はこ゚のバランスから生まれるエネルギーであり、宇宙はこのプロフェクトバランス、絶対バランスの中に成り立っている。永遠なる生命体であることを理解されていた。肥田式強健術の中にある「天真療法」は絶対安静が基本である。犬、猫の動物も調子が悪くなるとジーっとしてバランスを取り、エネルギーチャージをしている。人間も夜寝るのはエネルギーチャージである。病気は気の病と書きますが、気エネルギーが不足している状態を指している。エネルギーは入れるのではなく、バランスを取ることでエネルギーが入ってくる。

人類は宇宙の絶対バランスの中いることに気づかず、バランスを崩してエネルギーが不足し病気になっていることに気づかない。人間が生きる為には「土、水、火、風」が無ければ生物は生きることができない。この4つの基本ベースのことを芸事でも四天王と呼んで使っている。
人類は農薬で土を汚し、水を汚し、空気を汚し、人間が生きるすべを自ら汚していることに気づかず、自然界は中性バランスであり、元に戻そうとして台風、地震を起こしていることに気づかず、それを災害、天災と呼んでいる。地球は幾度となく繰り返されている天変地異、これは高度の文明が発達することにより、地球のバランスを失ってしまう為に起きる。これを防ぐことは一人一人の意識を変えることで防ぐことが可能になる。すべては中心バランス。最初からこの永遠の生命の中に居るのに気づかない人類。不老不死の永遠なる生命の中に居ることに気づかない人間。人間は永遠の生命であるのに気づかず、敢えて有限の諸行無常の現象の中で脱皮できずに生老病死の四苦に囚われて生きている。