2022年11月14日月曜日

宇宙はバランス


 宇宙はバランス

宇宙は生命そのものであり、生命はバランスそのものである。宇宙は原因なき、原因。完全なる完全バランス。中性バランス。これがすべての根源であり、すべての原点である。
宇宙は気の世界であり、物質界ではない。見えるものはすべて霊である。地上界で人間を万物の霊長と呼ぶ。すべては霊の変化、気体の変化である。元気と云う言葉を日常でさりげなく使っている。元気、元は気であるということである。人間の元は気である。肉体は気によって形態を維持している。治療士さん達は気を入れることで肉体を治そうとされている。気を入れるのは気が肉体を動かしているということである。この気エネルギーは宇宙のバランスによって生み出されている。宇宙には無尽蔵にある気である。人間はこの気によって生命が維持していると云うよりも生命そのものである。生命が息しているのである。肉体から見ると病気というが、生命から見ると生命が肉体を造ったものを無視して肉体を勝手に使い、アンバランスを起こしているという見方になる。肉体に病気はあっても生命には病気はない。
病気は気の病。気が肉体を造っているにも関わらず、肉なるものが勝手に大量に気を使ってしまい、バランスを崩している。気という生命が細胞を造るエネルギー不足で病んでいる。気が不足すると細胞が造られず、身体に支障を来す。バランスを崩しているのは肉体を自分と思う心がバランスを崩している。病気を治すにはこのバランスを整えることである。
肉体を自分と思っている人間にはこれが理解できない。肥田先生も天真療法の中でそれを行うものが少ないことを云われている。すぐに医者に駆け込む。
すべては1つなる生命は陰陽のバランス、中性で宇宙は永遠なる生命である事を人間は理解し難い。人間は中性生命体であり、人間という形をした生命体が我である。バランスが生命であり、我である。宇宙は1つであり、存在しているものは1つしかないということである。