2022年8月17日水曜日

光陰矢の如し


 光陰矢の如し

一般的に月日のたつのは早いという意味で使っているが、光には時間はない。あるのは光によって映し出される質料が陰、影である。影は消え行く存在であり、人間のことを現わしている。人間は宇宙の塵、質料であり、影は光によって動かされている。人間も陰であり、光によって人間の形態が造られ、光によって生かされている。人間は宇宙の塵で人間の形を造り、息を吹き込まれたと聖書にも書かれている。人間は宇宙の塵で形が造られそれを人間と名付けているに過ぎない。形の名前が人間と言う呼び名である。人間は実在しないということになる。
人間の本体は陰に宿る光である。光が影を現象化している。光と影は一体で動く。
光が我であり、影は肉体であり、1つである。肉体を自分と思ってしまうと偽りの自分に生きることになってしまう、生老病死の四苦に惑わされ、生きることになる。偽りの人生になってしまう。本来の我は永遠なり生命、宇宙生命である。宇宙霊光であり本来の我に戻って行く。