肥田先生が云われる神の子、神の器という意味は?
中心力とは形があるものの中には必ず中心がある。中心力が形を現わし、維持している。
宇宙は1つなる生命であり、生命は見えない。見えない生命が現象を現わし、その中に宿り、生命活動をしている。その形を神の器と云い、中心に宿る中心生命力を神の子と云われている。
宇宙は1つなる愛の法則であり、これ以外何もない。見えるものはすべて現象であり、実在していない。宇宙に実在しているものは愛の法則、陰陽の法則だけが実在しているだけである。
見えるものはすべて消え行く現象である。万象万物はすべて現象である。神の子というのは実在であり、永遠なるものである。神の器は現象であり、消え行くものである。
肥田先生は日本の国の為に尽された。戦争というものを如何に克服するかを常に考えておられた。それが宇宙倫理の書であると感じる。宇宙は1つなる生命体であり、1つの中で争いをしなければならないのか?神の子とは宇宙であり、すべては1つである。宇宙は1つなる家族である。これを伝える書が今は焼かれて存在していないが、宇宙倫理の書であると思う。
人間が神の子、神の器と云われる意味はすべての人類は神の子であり、神の器であるということを云われている。1つの中で争いはしてはならないと。
神の子であり、神の器であるということは神のバイブレーションに上げることで戦争は防げると云われているように思う。宇宙は波動の世界であり、肥田先生の作られた強圧微動術も波動を上げることで病気が癒されている。宇宙は波動の世界であることを知って居られた。天真療法も然りである。中心バランスである。肥田式強健術は只の健康法ではないのである。これを理解する人は少ないと感じる。肥田先生の行なって来られたことはすべての人間が持ち合わせているものである。