中心力と利動力
宇宙は1つなる生命体である。無限生命体である。無限の中に有限は存在しない。宇宙は中性である。絶対バランスである。これだけが実在している。中性は陰陽の法則である。
自然界はこの法則を作用、反作用という形でエネルギーを引き込み、使っている。肥田先生の中心という書には丸が描かれている。永遠という意味である。すべての根源はこの中心から発している。人間、万象万物は存在していない。現象である。人間は形の呼び名であって実在していない。宇宙に実在しているものは愛の法則だけがあるのみ。見えるものはすべて現象である。
見えない実在しているものが様々な現象を現わしている。
中心とは中の心と書く。心とは意識のことであり、想念意識である。この見えない意識が創造の原理であり、神と呼ばれているものである。
本当の我は見えないものである。自然界はこの見えないエネルギーを反作用として使っている。それがヨットであり、グライダーである。自然界の鳥たちもこの見えない力を使って生きている。人間はこの力を使わずに自分で行なおうとする。作用、反作用の力を使うことで本当の我に気づいて行く。中心力が我であり、肉体は器であることに気づく。この世に波動を上げる為に人間は存在している。人間は仮相である。これに気づく。その為の中心力である。