見えるもの、見えないもの
宇宙は唯一の生命体であり、これだけが独存する。
1つの中に2つは存在することはない。見えるもの、見えないものすべて1つである。見えるものは1つの中の現われ、現象である。宇宙は1つなる細胞体であり、見えないものも細胞体であり、その中には時空間は存在しない。1つなる宇宙細胞体、1つなる生命体、宇宙に存在し、見えるものは人間小宇宙の中の臓器のようなものである。宇宙は1つの神体である。すべては1つの宇宙生命体。
1つの中にある見えるものは実在しないことを理解しなければならない。人間はこれが理解できず、現象界の幻想に生き、無いものをあると信じるため、分離感が生まれ、争いの中に自己保存の為に生きてしまっている。宇宙は無限大の質料と無限大のエネルギーが宇宙生命体であることに気づかない。気づけば争いはしない。消え行く幻想の中から脱皮ができずに人類はいる。仮相の中で自分が一番偉いと思い違いをしている。滑稽である。これに気づいた1人、1人が自分の波動を上げ、現象界から離脱して行く。これが現象界で成すべきことである。