2022年4月28日木曜日

すべてのものは裡から外へ


 すべてのものは裡から外へ

宇宙の因果の法則。すべて見えないものが見えるものを現わしている。中心よりすべてのものが顕れる。外のものは結果であり、結果が結果を顕すことはない。肥田先生が「天寵無限」と云われる。すべて裡から無限大の生命エネルギーが外に顕れてくる。これが宇宙の陰陽の法則である。青い鳥である。
人間も原因、結果の法則で現れている。結果なのである。見えるものはすべて結果である。見えるものはすべて仮相であるということになる。実際にはないということになる。実在していないということである。人間は消えてなくなる見えるものをあると信じて囚われて生きている。波乱万丈の人生を楽しんでいる。
宇宙は有限ではないのである。無限なる宇宙である。永遠である。万象万物はこの中で生かされている。無限大の中に生かされているということは有限的に生きてはならないということである。死に向かって一生懸命働いて財を求めて行く人生に不思議を感じない。宇宙の無限なる中で有限なる結果の人生を生きることではないことに気づき無限なる生き方に気づく為にこの現象界、消えて行く現象があるのである。人間は何をすべきなのかに気づいて行く現象を仮の宿、俗世、浮世と呼ぶのである。答えは外ではなく裡にありである。「敵は本能寺にある」である。
宇宙は波動の世界であり、波動の低い世界を地獄と呼び、波動の高い世界を天国と呼んでいるだけで天国も地獄も波動の違いだけである。見えるものは非常に波動が低い。地獄界であるということになる。想いで天国か地獄に生きるかを自由に変えることができる。想念は実現の母である。裡に生きるは天国、外に生きるは地獄ということになる。
すべては自分が決めるものである。死んだら天国に行けるわけではない。生きているに天国にいなければ、死んでは天国に行けることはないと云われている。裡は天国、外は地獄である。あなたは今、どちらにいますか?天国というのは中心バランスのことであり、善悪のない1つという意味である。