中心力によりすべてが動かされている。
1つなる生命(神)が万象万物を現象化させている。
生命とは中心バランス、陰陽のバランス、愛である。宇宙は中性であり、完全バランスである。無限大のバランスであり、このバランスがフリーエネルギーであり、永遠なる生命である。その中に万象万物が現象化している。万象万物の見えるものは実在はしていない。無限の中に有限は存在しないからである。故に人間も存在しないということになる。現象である。故に形が消える。見えてしまうものは実在していないということである。
すべての万象万物はこの見えない生命エネルギーによって造られ、生かされている。八百万の神がいるのではなく、1つの生命が八百万の見えるものを現わしている。でなければ宇宙は無限生命にはならない。有限になってしまう。見えるものと見えないものは1つであり、変化しているだけである。肥田先生がエネルギーは無料であると云われる。現象の人間がいると勘違いをするために分離感を生み、争いが起きる。このことを現象界で教えてくれている。変化の止まない現象界で幾ら働いても豊かな生活をしても一時の幸せである。本当の幸せは死という恐怖の中では味わうことができない。宇宙は無限なる永遠の生命体であり、その中に万象万物は息している。無限なる生命に中に有限なる生命はない。表面の形は、形を生かしている見えないものが形を造り、維持している。見えるものも見えないものも1つである。色心不二である。
宇宙は中性バランスであり、人間も病気も気の病。アンバランスから起きる。死もこのバランスを自分で崩してしまう為に起きる。
肥田先生は秦の始皇帝は自分の中に不老不死の仙薬があるのを知らなかったと云われるのはこのことである。人間が生きているのではなく、生かされているのである。
中心力、フリーエネルギー、愛の法則、陰陽の法則、中性力によってすべての見えるものは生かされている。誰もが中心力を持っている。
肥田先生が神の子、神の器と云われているのは宇宙の生命エネルギーであり、そのエネルギーを受けて流す器を云われている。エネルギーは見えない。見えないものを神と云っているだけなのである。神様がいるわけではないのです。