結果から結果を得ることはできない。
肥田式を学ぶに当たって形を学ぼうとするが、形は造られたものであって幾ら形を真似ても効果は出ない。肥田式を必死の気で学ぼうとする心が形の奥にあるものを引き出すことができるのである。
肥田先生は自分が弱いから強健になろうとしたのではない。父の自分に対する思いによって一大決心をされたのである。すべては内なる心が決めるのである。
形からは肥田式は学ぶことはできない。何故、肥田式は自分の中にあるからです。
見える結果の世界からは得るものはない。見えない原因の世界が内なるエネルギーを引き出す条件になる。必死の気になれる条件です。義務的では効果はあまり期待できない。
肥田式も自分の中の肥田式を引き出すだけなのであるから。
幾ら知識を並べても自分と向き合うことがなければ、意味のないことである。米を抱いて餓死するが如しである。
学びの基本は肥田先生が造られた肥田式を何故という問いかけで学ぶことで自分の身についてくる。誰もが素晴らしい引き出す井戸を持っている。この事が理解できれば戦争のない世界ができるのです。この世は天国であるが人類が地獄にしているだけである。人類はまだ幼児期であるということです。すべての答えは裡にあるということです。この世は生きる世界ではなく、裡から宇宙エネルギーを引き出し、世に放射させる為にあるのである。自分はないのです。無私です。