宇宙は1つなる愛の生命体である。
宇宙は1つの生命体である。1つということは2つはないということである。善悪は存在しないということである。何ぜ人類には善悪があるのか?
1つのものを2つに見てしまう結果、善悪が生じてしまう。1つの中に有限なるものは存在しない。見えるものをあると思う心が善悪の心を生み出している。
見えるものは結果であり、見えるものには必ずそれを顕す原因がある。それが見えない陰陽のバランスである。波動の違いによって水蒸気は水になり、氷になる。すべて同じものである。見えるものは波動が低い為に見える姿、形を現わす。見える人間の波動はエネルギーが低い。その為に分離感が生まれ、争いを引き起こしている。
宇宙は1つなる生命体である。その中に地球という惑星の細胞体があり、その中に人間という細胞がある。すべて1つなる宇宙細胞体であるが、人類は仮相の形を見てあると信じ、自分が一番偉いと思い込み、バランスが生命であることに気づかず、地球のバランスを自分が生きる為に崩している。それを平気で天災、災害と呼んでいる。自分達は悪いことはしてはいないと思っている。このようなアンバランスの現象は人類が本当の我に気づく為にある。宇宙は1つなる永遠なる生命であることに気づくある。現象は実在していない。仮相界であり、見えるものはすべて現象であり、地球も現象であり、天変地異が起こっても本源、本質はなくはならない。万物の霊長と云われる人間はこのことに気づき、本当の我に気づかなければならない。すべては1つの愛の永遠なる宇宙細胞体であり、人類はその中の一部であり、宇宙そのものであることに気づかない。人類は1人、1人が自分の波動が上げ、この波動の低い世界から抜け出さなけれなならない。現象界は昆虫が脱皮するように人間も人間という芋虫から脱皮するためにあるのである。消え行く現象、幻の世界に幸せは絶対にあり得ない。現象界は気づくための世界である。この世で幾ら財を成しても死んでは持ち帰れないことを知っていながら現象界を生きている。宇宙は無限なる永遠なる生命体であり、無限なる生命であること有限な生き方を通して気づく為のものであることに気づく。現象界を楽しむも脱皮するも本人の自由意志である。