2022年6月10日金曜日

何ぜ?この世を仮の宿と云われているのか。

 

何ぜ?この世を仮の宿と云われているのか。

この世に現れているものは現象である。1つなる生命が八百万の神を現わしている。宇宙は完全なる1つなる生命体であり、その中で1つなる生命体が様々な形態を現わし、生命活動をしている。
宇宙には原因、結果の法則の中で生かされている。見えるものは見えない原因の現われとして見える現象の結果がある。現象界に現れているメッセージを理解して行く。
  • 一所懸命働いで財を成しても形態が消えれば持っては行けない。
  • 自分で生まれる時も死ぬ時も決められない。
  • 心臓は寝ていても止まらない。呼吸も止まることはない。
  • 筋肉も自分では動かすことのできない筋肉がある
  • 死ぬ時、肉体と意識が分離してしまう。
  • 超能力は人間の思考停止によって使う。
これらのことを見ても人間は自分が生きていると信じて疑わない。
宇宙は中性バランスであり、こ゚のバランスが生命であり、その現象が万象万物である。
「すべてのすべてありてあるもの、1つなる生命であると」
この世の現象から本当の自分に気づいて行く。故にこの世を仮の宿、俗世、浮世と呼ばれている。すべての万象万物は完全なる宇宙の中に生まれ、育って生命によって生かされている。
すべて完全なのである。現象は変化の中にあり、これを見てあると信じる心が自分を自縛してしまう。生き方を完全なるものの考え方から生き方を変えて行く。現象界で絶対にバランスを崩さない。グライダーの如く向かい風に向かって飛んで行く。グライダーはバランスで飛んでいるのである。中心バランスが自分なのである。グライダーが自分ではなく、反作用にのエネルギーが我である。我は姿、形ではなく、見えない空エネルギーが我である。
今まで形を自分だと信じてきた自分から見えない空エネルギーが本当の我であることに気づく。その為の現象界、この世は本宿に帰る途中の仮の宿である。