2022年6月24日金曜日

意識が自分?肉体が自分?


 意識が自分?と肉体が自分?

肉体は意識によって動かされている。肉体が動く時、必ず先に意識が動く。何処に行きたい。何をしたいと想念が動くと肉体は忠実に動いてくれる。嬉しいと思えば嬉しい表現をしてくれる。悲しいと思えば悲しい表現をしてくれる。肉体は心の想いに忠実に動いてくれる。意識によって肉体は動かされている。
宇宙は1つなる生命体であり、意識も1つである。人間は1つなる宇宙生命の現象であり、意識は1つなる宇宙生命の意識である。この意識で人間は動かされている。宇宙は完全バランスであり、バランスが生命であり、人間は宇宙生命のバランスによって生命活動をしている。
人間は宇宙生命の中で生かされていることに気づかず、宇宙の意識によって動かされていることに気づかず、人間は肉体に生きようとする為、バランスを崩してしまう。意識はエネルギーであり、自我で動こうとする為、エネルギーを取り込むことができなくなってしまう。
中心力とは宇宙エネルギーのことであり、内圧を上げることでエネルギーが引き込まれてくる。内圧を上げるということは意識圧を上げるということである。肥田式で使う中心力10、部分力9ということは中心バランスが取れないと肉体を自由自在にコントロールすることができない。意識はバランスである。中心力10、部分力9で動く時、身体を壊すことはないと肥田先生は断言している。
意識が肉体にあり、肉体を鍛えて能力を出そうとしても出ることはない。意識が自分であると思う時、中心バランスが取れ、全力が使える。全力とは自我の全力でなく、宇宙力のことである。宇宙は陰陽の法則、完全バランスによって永遠なる生命体を成している。
肉体が我ではなく、意識が我なのである。想念は実現の母である。想ったことが現われる世界である。投げかけたものが帰ってくる。自分の意識の仕方で変ってしまう世界である。今の自分は自分でシナリオを作り、自分で動いている。本来の我は肉体ではなく、見えない意識、霊意識が我である。