すべては空の現われ。
宇宙の真理はたった1つの法則、陰陽の法則があるのみである。中世バランスである。
宇宙は1つの細胞体であり、見えるもの、見えないものは1つの生命体であり、1つの宇宙生命体が万象万物を現わしている。見えるものがあると見てしまう。見えるものは見えるものの現象であることをどのように理解して行くかは本人に任されている。見えるものが我ではなく、見えない空が我であることを理解することが悟空である。人間は万物の霊長と云われている。宇宙は霊であるということになる。
見えるものは見えないものによって動かされている。「想念は実現の母」と云われているように。見えないもの(意識、心、霊、想い、その他)の意識によって現象化している。原因、結果の法則である。人間、動物、植物、見えるものは消極である。
すべては1つの中の現われであることを知識で理解していても実際には理解していない。仮想の自分にしがみつく。消極なるものの世界で、如何に無くならないようにするかと人間は思っている。エネルギーが現象化させているもののからエネルギーを取り出している。エネルギーが我であれば外にエネルギーを求めなくても良いことになる。
肥田先生も蜂蜜のことで、「他のものの持ち物を取るな」と云われている。
人間は万物の霊長である。万物の霊長らしい振る舞いをしなければならない。