2024年4月11日木曜日

この世は仮の宿、俗世、浮世


この世は仮の宿、俗世、浮世

宇宙は1つなる生命体であり、1つなる生命が多神を顕している。現象は1つなる生命の顕われ、化身である。この化身は生命が顕現する為に現象化されている。生命の宮である。生命の働く道具である。
現象と生命は1つである。色心不二である。現象だけを見ると分離感になり、自縛してしまう。生死をさ迷うことになる。
肉に生きるは死であるとイエスが云われている。
この現象は1つなる生命の顕現道具であり、この現象をあると勘違いをしてしまうと永遠なる生命が有限なるものになってしまい、輪廻に巻き込まれる。
1つの生命の現象を見てあると思う心が天の住人から地の国の住人になってしまう。
1つのものを分離してしまうことで、生命から現象を切り離してしまう為に起こる現象である。1つなる生命を分離させているのは自分自身なのである。
人間は神の被造物であり、人間と神は1つである。天地一体である。
この現象界を仮の宿、俗世、浮世と云われているのは現象をあると想う心が創り出した仮の宿である。