宇宙は1つなる生命体。見えるものはすべて1つなる生命の現象である。
1つなる生命が多神を顕している。宇宙に実在しているのは1つなる生命だけが実在しているのみである。宇宙は見えない生命が見える現象を顕しているだけなのである。あるのは見えるものがあるのであはなく、見えないものが実在しているのである。
現象は実在していない。現象をあると思う心が造り挿す迷妄である。
現象には現象を顕す原因が宿っている。この現象の中に蒔かれた原因、神の種が本当の我である。
現象は内なる生命が顕している。内なるものが外なるものを顕している。原因、結果は1つなのである。外なるものがあると思う心が邪魔をしてしまう。
外なるものは内なる生命の顕わてある。すべて見えるものは1つなる生命の化身であり、現象を顕しているものは1つなる生命である。1つの中に争いはない。2つあると思う分離感の心が争いを招いてしまっている。
この宇宙の法則が人類は理解できない為に仮相界で争いをしている。人を殺しても死なないのである。宇宙は1つなる不生不滅の世界であるから。
幾らこの世で現争い、勝ち得たとしても消え行く現象なのである。
1つなるものの中で争いをするということは宇宙の法則を理解していないし、神への反逆である。
現象界に生きる反逆行為は天国には行くことはできない。
見えるものだけを信じる心が自分を束縛し、自分を仮相界に自らを縛っている。
人間の本来の使命は神我顕現なのである。その為に蒔かれた神の種が1人、1人に宿っている。