2024年4月8日月曜日

現象界は本来の我に戻る仮の宿である


現象界は本来の我に戻る仮の宿である

宇宙は1つなる神界であり、無形無双の霊界である。この世界に姿、形は存在しない。
1つなる神界が多神を顕しているだけである。
1即多である。
人間は実在していると勘違いしているが、人間は存在していないのである。宇宙は無限生命であり。無限の中に有限なるものは存在しない。現象として顕れているに過ぎない。
現象にはやるべき使命がある。
宇宙人は地球人、人間も宇宙人なのである。人間は自分を中心に物事を考えているが、神界からすれば塵にも満たない仮相の現象の存在が偉そうに云っているだけである。神界から見たら、気にも留めない余りにも小さな現象なるボヤキでしかない。
人間は神が神我顕現をする為に現象化している神の宮であり、宮の形を人間と名付けているだけである。神によって造られた顕現道具を勝手に使うことは罪人なのです。
人間は自分でしているように思っているが、すべて神界、生命界が行なっているのである。
人間は神界によって造られた姿、形に名前を付けているだけで、人間は神によって造られた神の被造物、神の顕現道具なのである。それを勝手に自分と思い込んで、永遠なるものを有限なるものにしているだけなのである。
現象界はこの事に気づき、仮の宿から本宿に戻る為の仮相界なのである。
「この世で富めるものはラクダが針の穴を通るが如し」である。
宇宙は1つなる意識界であり、人間と思っていると仮の宿から抜け出せない、意識が低い為に輪廻で再生されてしまう。輪廻は自らの意識が造る迷妄である。輪廻は現象界のものである。
消えて行く現象に幸せを求めても幸せは得られないことを知る為の現象界である。
青い鳥に気づく為の仮相界なのである。