本来の我は見える我でなく、内なる見えない我である。
肉体は意識によって動かして行く。想念によって肉体を動かして行く。肉体は良いことも悪いことも素直に逆らわず現わしてくれる。心が楽しいと思えば楽しい表現をしてくれる。人間の想い通りに肉体は動く。肉体を動かしているのは自分の心である。肉体は心の操り人形である。
本来の我は肉体ではなく、内なる生命であるという自覚を持って肉体を離脱させて行く。本来の我に戻って行く。本来の我は姿、形ではないことをこの現象界で理解して行く。
見えるもの、見えないものすべて1つなる生命の現われであることを理解して行く。
本来の我は見えるものではなく、見えるものを現わしている見えない我である生命と1体になり、そのものになって行く。宇宙生命体そのものになって行く。人間という仮相に囚われてしまうと肉体離脱ができなくなる。また人間に生まれてくる。