人間はこの仮相界で何をしなければならないのか?
人間は「宇宙の塵にて人間の形を造り、息を吹き込まれた」人間は宇宙生命によって造られた宇宙生命の道具である。道具は使う為に存在する。人間と云う道具はどのように使わなければならないのか?
神によって造られた自然界を見ると答えが出てくる。
宇宙はバランスで生命活動をしている。地球も宇宙の相似形であり、すべて現象界もすべてバランスで生命を維持している。人間も同じであるが、人間には自由意志が与えられており、この自由意志を勝手に使い、神の道具を自分と勘違いをして自分を生きようとして宇宙力が使えない有限なる自縛の人生を選んで生きている。
本来の神の道具の使い方は宇宙の無限大の生命エネルギーを地上界に放流放射させるために造られている。自分を捨てた時に力、知恵が使えるのは自分という存在しないという事であり、自分は存在しないという事である。自我が邪魔をして力を使えなくしている。
自分いう人間は宇宙には存在しないのである。神の道具を自分と思って使うと自縛する。神の道具を神が使えば宇宙の無限大の生命エネルギーを地上界に降ろすことができる。宇宙は1つなる生命体。すべての万象万物は神の化身であり、すべては神である。
神様が別にいる訳ではない。宇宙の陰陽の法則のことを神と云っているだけである。
人間は万物の霊長であり、1人、1人は神なのである。神は生命である。生命がなくして見える現象は現れる事はない。神を外に求めると何が起こるのか?分離感のため争いを起こすことになる。これが長年続いている宗教戦争である。1つの中に争いは存在しない。1つだから生命なのである。1つでなければ、人間は現象化する事はない。宇宙が1つなる生命故に人間という形が現象化することができるのである。何故争う。現象をあると思う心が争いを起こす。第二次世界大戦世界大戦後、書かれた第三次世界大戦の為に書かれた宇宙倫理の書はすべては1つなる生命体である事が書かれていたのではないかと察する。自分を知らないから争いを引き起こすのである。争いを起こさない方法は1人、1人の意識を自然法則の分離意識から、1つなる宇宙生命意識に変える事により可能になる。