21世紀は仮相の我から実相の我へ
宇宙は1つなる生命体。永遠なる無限の生命体。無限の生命体の中に有限なるものは存在しない。見えるものは存在しない。人間がいるではないか。いるということは本当に実在しているという意味である。人間は消えてしまう。実在はしていない。偽り、幻影であるということになる。実在ということは永遠ということである。すべて見えるものは消えてゆく存在。現象である。実在するものが万象万物を現象化させている。
今、人類は現象を実在していると勘違いをしており、現象に生きようとしている。現象は結果であり、結果に生きようとするとバランスを失う。結果はすでに完全バランスであり、これを加工し、使おうとするとバランスを崩す。文明が発達すればするほど自然界のバランスを崩すことになる。文明の行く末は天変地異になる。結果から起こす結果である。結果を直そうとする時、結果で対処しようとする為、治す事はできない。バランスを整えれば改善するのに、お金は必要としないのに。バランスの中に生かされていることに気づくことである。
21世紀は無限大の空より、無尽蔵の質料を取り出し、具現する時代に入ってくる。
それには1人、1人の意識のバイブレーションを上げて行く必要がある。仮相の結果から実相の原因に戻ることで21世紀は見えてくる。仮相に生きるから争いを起こす。実相に生きれば争いはない。すべては1つであるから。1つなる生命の具現だから。仮相の人間は本当の自分を知ることにより、21世紀は光の争いのない世界になって行く。