現象界は何をすべき所?
宇宙は1つなる生命体。1つなる生命体の中に有限なるものは存在しない。見えるものはすべて現象であるということになる。
万象万物はすべて1つなる生命の現象である。故に宇宙は無限生命ということになる。1つの躬(体)
の中には時空間は存在しない。宇宙に浮いている惑星は1つの中の現われであり、空の中に浮いているように見えるだけである。浮世である。惑星という字は惑わす星と書く。
太陽系の惑星は人間の内臓にようなものである。
見えるものはバイブレーションが低い為に見える象になっている。バイブレーションが高ければ見えない。人間が見えるということはバイブレーションが低いということになる。
見えるものは見えない高バイブレーションの生命が質料に宿り、形態を維持させている。人間という形は見えない生命体が宿らなければ形が現れることはない。
人間という象が何ぜ造られているのか?すべて必然である。人間という形を通して地球の波動を上げるためである。人間形態には宇宙の根源エネルギーが宿り、肉体は波動を上げる為の器である。見える器は根源エネルギーの道具である。道具を動かす見えない生命エネルギーが器を動かしている。この器を自分と思ってしまうと低波動の器の消極の波動に囚われてしまう。
波動の低い人間という仮相に生き、自縛してしまう。
これが固定観念というものである。人間の器は宇宙の高波動を地上界に降ろす為のものであり、人間という姿、形を現わしているということは本来の仕事をせず、地の世界を這いまわっているということである。器の役目を果たさないで遊んでいたために姿、形を持っている。私も同じ落第生なのであるが。本来の我に帰るには肉体に宿る生命エネルギーと一体になり、霊肉1体になり、波動を上げ、成すべきことをして仮の宿から本宿に帰る。地上界のバイブレーションを上げることができれば醜い争いはなくなる。争いは低波動の為に分離感が生じ、自己保存の為に起きる現象である。
争いも現象である。雨上がりに虹がでるようなものである。現象は無くなっても本質はなくなることはない。人間は死ぬと思っているが、質料が変化するだけでなくなることはない。細胞の集合体がバラケルだけである。