2022年7月1日金曜日

気合と意識発酵

 

気合と意識発酵

気合は肉体と心を1つに合わせて行く。発酵も質料を細かくすることでエネルギーを高めて行く。自然界の行なっているものは名前は違うが、同じことを意味する。すべては1つなる生命の現われであり、すべては1つになるものである。
人間は1つなる細胞の集合体であり、集合体の形を人間と呼んでいる。人間というものは形を人間と呼んでいるのであり、人間そのものは存在しない。形の名前である。宇宙は1つなる細胞の集合体である。その中の1つの形態を人間と呼んでいるに過ぎない。
すべては1つなる宇宙生命細胞体が様々な形態を造り、生命活動をしている。この細胞が万象万物を現象化させている。すべて生命細胞体であり、宇宙は存在している。原子と電子の世界である。
完全発酵したものは腐らない。未発酵のものは腐る。スーパーで買って来た野菜を冷蔵庫に入れて置くと水分がでで腐っている状態を経験する。路地もののトマトなどは腐らず、エネルギーの高いものはひなびて行くだけ。
人間も同じである。意識を外に向けて生きるとエネルギーが外に流れ、病気になって行く。裡に向けて生きることで発酵状態が保たれる。発酵は裡に内圧をかけることで無限の生命エネルギーを引き込むことができる。人間の意識圧が抜けると死である。
未発酵のままで生涯を終わるとまたその質料の波動で生まれてくる。キリストが云われている。死ぬものはまた生まれると。人間はこの現象界で自分を発酵させるためにこの世に現象化している。現象化しているものはすべて未発酵である。私も未発酵。完全発酵すれば形は存在しない。これが昇天であり、成仏である。1人、1人の中に神に戻る発酵菌が内在している。意識を発酵させて行く。形を持つものは未発酵状態である。エネルギーが高まると形は無くなる。肥田先生も光という言葉を使われる。