2022年7月8日金曜日

肉体は意識によって動かされている。


 肉体は意識によって動かされている。

意識がなくなれば肉体は動かない。意識は1つである。宇宙意識があるのみである。人間は宇宙の塵で人間の形を作り、息を吹き込まれたと聖書に書かれている。人間の形は宇宙の質料であり、質料には何の力もない。宇宙の息、生命エネルギーによって肉体は作られ、息によって生かされている。この肉体は肥田先生が云われるように神の器であり、神の子である。この器はどのように使えば良いのか?意識は1つである。宇宙意識があるのみである。肉体は意識によって動かされる器である。人間という意識で肉体を動かす時、小さな力しか使えないが神によってつくられた器であるという意識で動かす時、宇宙力、全知全能の力を使うことができる。宇宙と一体感になる時、この力が使えるように作られている。
肥田先生はこの力を使える人であったと思う。肥田先生は著書に「聖中心道」という字を当てている。形には必ず中心がある。その中心と宇宙の中心はつながっており、宇宙そのものが我であることを知っていたのではないかと感じる。鍛錬も中心に入れば数回で良いとも云われている。