息とは自らの心であり、心とは内なる心である。
中なる心、中心である。
すべては中心なる心の顕れである。心とはエネルギーであり、宇宙は1つなる心が存在するだけである。我息は宇宙の息と同じ息である。
我が裡に宇宙の息、心が宿っている。
ものごとを現象から見てしまうが、現象は結果であり、現象を顕している原因がある。
この原因が神の息である。
人間は宇宙の塵で人間の形を造り、息を吹き込まれたと云われている。すべての万象万物は宇宙の塵に息を吹き込まれて現象を顕している。生きているのは息であり、見える形態ではないのである。
宇宙は1息であり、この1息ですべての万象万物が顕れている。顕しているのはこの1息、生命エネルギーである。
現象しか見えないが、現象は外なる形であって形の中で生命が生きているのである。
菅、形は生きていない。内なる生命が形を止って現象を顕している。見方が逆なのである。
見えるものは現象であり、結果であり、現象を顕している原因があるのである。
息は心であり、生命エネルギーである。生命エネルギーは神である。
神、仏はこ゚の見えない生命エネルギーのことであり、宇宙の本源本質である。