宇宙には1つの生命体があるのみである。1つなる生命の中に自我は存在しない。自我は自ら造る迷妄である。
自我とは1つなる生命が様々な現象を通して具現している。この具現している現象を見て実在していると錯覚し、あると信じる心が自我という心を創り出す。宇宙には1つなる心、良心のみが存在しているだけである。
現象を見てそれをあると思う心が造り出してしまう。サタンである。サタンは自分が創り出す悪魔なのである。
サタンは自分が創り出していることに気づかない。
この自我が争いを引き起こすキッカケになってしまう。見えるものは見えない1つなる生命の顕われであり、現象を見て様々な心があると錯覚してしまう。これが自我である。
現象は1つなる生命の顕われてあり、1つだと気づけば争いは生じない。
この自我の克服が人類の最大の克服しなければならない最重要課題である。
現象は1つなる生命、無限大の生命エネルギーを受け流す媒体として人間という媒体が創造されているのである。現象界で人間が生きるためではないのである。
現象が顕れているということは波動が荒く、原点、(原天)には戻れなかったという証なのである。落第生ということである。我も落第生なのである。
本来の我は生命ねルギーそのものであり、空そのものである。