宇宙は1つなる生命のみが独存する。
宇宙の万象万物は1つなる生命の化身である。
原因結果の法則であり、原因は見えない生命、結果は見える現象である。
すべての原因は生命であり、結果は様々な現象である。すべての原因は1つであり、これが宇宙の現象を生み出す原因である。
原因は見えない生命である。現象は見える。今、現象の中に居るということはそれを顕す原因があり、それが我であるということになる。現象は実在していない。それを顕しているものが我であるということになる。見えるものはすべて消極であり、実在していないのである。
モノの見方は見えるものにはそれを顕す原因があり、それが本源本質であるということになる。自分も見える現象であるということは本当の我は見えない生命であるということになる。
今まで見えるものだけを見てきたが、見えるものはすべて仮相であり、偽物であり、それを顕しているものが本物であるということになる。見えるものはすべて偽物、本当に我は見えない生命が我であった。