宇宙は1つなる良心のみの世界である。
この良心しかない世界に邪心は存在しないのである。
宇宙は1つなる生命が様々な形態を顕し、その中に生命が宿っている。
この見える現象を見てあると思う心が分離感を生み、自我という邪心を自ら造ってしまう。これをサタン、悪魔という。すべて自ら造り出してしまう迷妄である。想念は実現の母であり、良いものも悪いものも何でも造り出してしまう。
この邪心が生命の気の邪魔をしてしまう。気枯れである。正常な気のバランスをアンバランスにすることで、気の病、病気になる。
邪気は自らをアンバランスにする外敵要因である。現象をあると信じる心が邪心を造る。
現象は内なる生命の現象であり、生命の顕現道具であり、これをあると信じる心に惑わされてしまっている。
邪気は実在しない現象、変化して止まない偽りの世界を認める心が邪気を造り出す。