実相は実際にあるもの。永遠に存在するものするもの。仮相は消え行くものを指す。
宇宙に実在するものは1つなる永遠なる無限生命、普遍生命のみが実在している。
見えるものは消え行く存在。実在ではなく、仮相である。仮の姿である。万象万物はすべて仮相である。人間も1つなる宇宙生命の仮相である。
人間は神に似せて造られている。自由意志が与えられている。この自由意志を本来の使い方を見誤り、実在しない現象に使ってしまったために低波動の現象界から抜け出せなくなっている。
宇宙は1つなる無限生命であり、姿、形は持たないのである。見えない神の分霊の器を自分と錯覚し、使ってしまった。宇宙に自分というは存在はない。実在しているのは宇宙で1つなる生命だけが実在しているだけなのである。
人間は細胞体の集合体の形を人間と名付けている。細胞体の名前である。
宇宙は1つなる細胞体であり、人間は宇宙細胞体の中に存在する細胞体である。人間の形をして細胞体は宇宙細胞体の中の1部の細胞体であり、宇宙そのものである。お釈迦様が云われる宇宙即我である。宇宙そのものが生命であり。宗教という字は宇宙を示す教えと書く。
1つなる生命は見えない。見えないものは例え話でしか伝えられない。聖書、仏書は見えない生命を紐解く為の手がかりである。神、仏の中に居り、自分は宇宙生命である。神、仏であることを理解、知る。宇宙は神、仏が万象万物を現象化している。
見えるものだけを見て自ら自縛しているだけなのである。