外は現象体、内は霊体であり、霊肉一体であるが、現象の見えるものから見えない霊には行けない。固体世界から気体の世界には入ることはできない。
知識で幾ら学んでも霊界には入ることはできない。直感啓示の世界なのである。知識からは入ることはできないのである。
知識は人の掘った井戸であり、自分が経験して掘った井戸ではないのである。人の掘った井戸の結果を覚えても自分のものにはならないのである。1流のシュフの作り方を教わっても同じにはできないように。造り方を教わればできると勘違いをする人がいる。
これは自分でやってみなければできない。まずその前に大切なものは料理を作る料理人は料理が好きなのである。
料理をしたこともないものが真似ても教わった通りには出来ない。自分で経験を積んで料理を覚えて行くしかないのである。
以前に茶懐石料理の作り方をしておりましたが、料理人の先生の言うことをしっかりメモを取っていても身に付かないのである。
自分で自分の井戸を掘らないものは身に付くことはないのである。
霊的なものに入るには日常で身口意の実践がなければ知識の世界から抜け出すことはできないのである。義務的ではできない。積極的な心がなければ身には付かない。