宇宙生命は1つなる生命体である。見えるものはすべて1つなる生命の現象結果である。生命は見えないがすべての現象の本源本質である。
気象とは気の象である。すべて見えるものは見えない生命の象である。
人類はこの現象だけに囚われて見えるものだけを見て判断をしてしまっている。現象は刻々と変化してしまう。雲は形を止って見える形を顕しているが雲を顕しているものは水蒸気なのである。水蒸気の結果が雲なのである。お役目が終われば元の空に戻る。現象界は常に変化して止まない現象である。
原因である生命は久遠常在のものである。見えるものは変化して止まない有限なる世界である。
人類はこの現象が見えない生命が形を止っていることに気づかない。その為に分離感で争いを繰り返している。人類はこの現象から自らを克服していかなければならない。
現象界で人間を動かしているのは肉体ではなく、意識である。意識は見えない。意識は生命である。よく考えれば見えないものが動かしていることに気づく。
思ったことが顕れる。想念は実現の母である。すべての現象は見えない気の象なのである。