宇宙には1つなる法則のみが実在している。これ以外、何も存在していない。
1つなる法則とは全知全能の力、知恵。創造原理である。この法則を生命、神、仏と呼んでいる。
この法則は見えない。見えない法則が万象万物を顕している。
仮相なる人類は見えないものの法則によって造られていることが理解できず、見えるものの現象に囚われ、自縛し、生老病死の実在しない幻想に生きている。
1つの生命体の中に様々な形態が生命により、創造されている。見える生命体は1つなる生命体の顕われである。
この生命の中で、人間という仮相人間が我物顔で対立、争いを起こしている。
これに巻き込まれないようにするには自らに波動を上げ、仮相人間の低波動から脱皮しなけれればならない。1人、1人がこの現象界から抜け出す。本来の我に戻る為の場所がこの仮相界なのである。1人、1人が本当の我に気づくことで、地球の波動を上げていかなければならない。
現象界で何かをするのではなく、自分自身の波動を上げることで地上界の波動を上げて行く。その為の仮想界、仮の宿、俗世、浮き世。塵の世なのである。
争いは分離感から起きる。この分離感を防ぐ方法は1人、1人が1つなる生命に戻る。この現象界から離脱して行く。その為の場所である。地球波動が上がれば、地上ユートピアも可能になる。神、仏は宇宙法則のことである。法則が自分自身であるから現象として顕れている。
すべては法則の中の出来事である。神、仏の中の出来事である。生まれながらにして神、仏なのである。