サタンが別におり、サタンに憑りつかれることではない。サタンは存在しない。自分が創り出す迷妄なのである。この世は霊界であり、意識の世界である。意識によって生み出すことのできる世界である。
良いことを想えば良いことが顕れる。悪いことを想えば悪いことが顕れる世界である。
サタンに囚われるのは見える現象をあると思う心が造り出す。現象の動く形があると信じることで、自分が創り出す迷妄なのである。この現象は神の働く場であり、神の器なのである。
動くが故、あると信じ、これに囚われてしまう。これがサタンである。
サタンは自分自身の心が造り出す。現象は生命が外なる現象を通して生命活動をしているだけなのである。
これは外なる現象を見てあると信じる心が波動を下げてしまったために起きる現象である。
外なるものは内なる生命の顕す場である、我は内なる生命が我であって外なる姿、形が我ではないのである。外なる姿、形が自分と思ってしまうとこれに囚われ自縛しててしまう。
サタンはいないのである。
生老病死も現象なのである。あるのは永遠なる生命のみが実在している。