2023年11月19日日曜日

人間は生命の働く道具


人間は生命の働く道具

宇宙は1つなる無形無双の見えない世界。
1つなる生命の中に有限なるものは存在しない。
形の世界は存在しないということになる。

従って人間という存在はないということになる。
万象万物も皆、現象であって実在はしない。
万象万物は1つなる生命を顕す表現媒体として、道具として存在して存在している。
生命と表現道具は一体である。1つである。
この見えるものだけをあると信じてしまうと、分離感になり、争い、対立が生じてしまう。
変化して止まない現象は生命の働く場であり、生命を一時的に顕す消え行く道具である。
この消え行く生命の道具を自分と錯覚してしまう。顕す生命は永遠であるが、人間という仮相の道具は生命によって一時的に生命エネルギーを顕現する為の道具なのである。
この仮相という人間という道具に生きてしまうと自縛してしまう。また再生され、本来の生命に戻るまで再生される。