天地一体。これですべては1つである。ということが理解できる。地上界は見える世界。天は見えない世界。これが1つであるということはバイブレーションの違いで、見えるもの、見えないものに変化しているだけである。
地上界にいる人間は天の顕れであることが理解できる。1つの生命をキリストは「原因なき、原因」とも云われている。宇宙は中性であるということである。地上界はこの中性の法則によって動いている。この原因である法則のことを見えない為に神と呼んでいる。神とは宇宙の中性の法則のことである。
この法則のことをキリスト、仏陀と呼んでいる。宇宙全体が神であり、仏である。
神、仏を造って祀っている宗教は偶像崇拝である。宇宙そのものが神、仏なのである。
神、仏は無形無双の無限宇宙である。愛の法則、慈悲の法則である。
見えるものも見えないものも神、仏である。神、仏を外に求めると分離感になり、宗教家の餌食になってしまう。1つの中に2つはないのである。
この現象の意識の仕方なのである。見えるものは見えない神の被造物であり、これを2つに分けてはならない。造り主と造られたものは1つである。
これを神が造ったものであると認めても神を外に求めてしまう。分離させてしまう。
天地一体ということはすべては1つの神である、見えるものの中に見えない神が宿っている。すべては神一元、これが宇宙神である、宇宙は神であり、神は宇宙である。すべては1つ。